JTBC「ガールスピリット」第1回歌唱曲紹介④ 男性シンガーカバー編 ソヨン・ボヒョン・スンヒ(OMG)

KKvciFI8BeKXFLHr.jpg
「ガールススピリット」第1回放送での、出演者12名の歌唱曲紹介の最終回

今回は男性シンガーをカバーした3人を紹介

一人目は上の写真のLABOUMソヨン
グループの最新曲、元気のでる「一歩二歩」の後に、
BIGBANG、テヤン(SOL)のソロナンバー「WHERE U AT」を歌いました。


「一歩二歩」のときのペンの声援がすごいなぁ・・羨ましい
テヤンのオリジナルナンバーがこちら


これは比較するのが意味ないくらいにアレンジしていて、
ソヨンが甘い女性バラード曲として再構成してくれていますね。
もともとテヤンの歌い方って、キレイだけど少しのっぺりしている印象があって、
それほどには好きなものではない(ビッペンの方ごめんね)ので、
個人的にはソヨンの方がいいなと感じました。
(40点で11位)

次は番組の一番手に登場して、
その堂々とした歌いっぷりで、実力を知らしめた
SPICAボヒョン
20160719_110201_5370.jpg
今回の参加者の中では、
元々歌唱力そのものは広く知られている存在ということもあって、
トップバッターに指名されたのでしょう。
グループ曲は最新曲(と言っても2014年だけど)ではなく、
2013年の「Tonight」・・ただこれは名曲だからねぇ、歌ってくれて嬉しかった。
カバー曲はロックバンド「復活」キム・ワンギュがボーカルの頃の曲で、
1997年の「ロンリーナイト」


このグループはボヒョンじゃなくて誰が出演してもいいくらいに実力は持っているわけで、
「Tonight」ではボヒョン以外がむしろ目立っているくらいです。
「ロンリーナイト」は出だしは少しは大人しめですが、サビから勢いに乗ってきた感じで、
シャウトのパワーは素晴らしいの一言。
いずれかの回で紫雨林(ジャウリム)のカバーもやってくれたら嬉しいなぁ。
オリジナルバージョンはというと


いやー、いいなぁ。80~90年代の韓国のロックシーンって、
骨太なサウンドが多いというのは聞いてはいたけど、
これは熱いロックですねえ。男性のハイトーンシャウト・・・これはあるべきロックの一つの姿。
ボヒョンもオリジナルの持っている熱にかなり近づいた感じはしますが、
サビ以外の部分も含めてオリジナルのパワーが数段勝っていますね。
(67点で5位・・ただし2次審査で2位に浮上)

最後はソナムの同年のデビューながら、
その独特の世界観で新人ガールズグループの中では傑出した存在感を示している、
Oh My Girl(オマゴル)スンヒ
1468975867-34.jpg

グループ曲は、私が今年ここまでで一番鳥肌立ったMVの「Windy Day」
そして、SHINee「Dream Girl」を一人でカバーするという、すごいチャレンジをしました。


「Windy Day」はイントロ部だけにして、すぐに「Dream Girl」に入って、
シャウトで大盛り上げした後に再び「Windy Day」のエンディング部歌って、
もう一度「Dream Girl」で思いっきりシャウトして終わるという、
グループとスンヒの持ち味を十二分に示すことができた、
構成力の勝利と言う気もしないでもないです。
音数の多く本来は複数で歌うメロディーを一人で淀みなく歌い切るわけですから、
ブレスのパワーは相当あるもんと見ていいと思いますが、
テンポが変わる前のパートは正直そんなに感心はしませんでした。
ただ、これだけ若い人にとってもメジャーな曲で、
しかも超人気男性グループの曲を歌うということは、
ちゃんと歌わないと一般審査員(特に女性)からどえらい反感を買うわけで、
86点という唯一の80点台を叩き出しての1位というのは、
そのような反感を買わないレベルの歌唱だったということなのでしょう。

この曲についてはオリジナルを貼る必要はないかと思いますが、一応貼っておきます。


これを「歌唱力を競い合う」ステージに持ってくること自体がやっぱりすごいですね。
他のグループとはまるで異なるステージ演出も含め、
オマゴルはやはり一味も二味も違う恐ろしいグループです。

これも、この記事を読んでいる人なら、既に何回も見ていることとは思いますが、
鳥肌もんの最新曲「Windy Day」のMV


昨年の「CLOSER」のときも、「すごいことやっているなぁ」と思いつつも、
ケルティック風味を取り入れたイメージが強くて、
ワールドミュージック基準で言えば、目新しさを感じるまでにはなりませんでした。
ところが、「Windy Day」では、一層無国籍度が濃くなってきて、
アラビックな音階は入れてくるし、各パートの音階が全て心地よい。
クルクル変わるメロディーをひきたてるイメージ豊かなMVも、
凝りに凝った作りで、一つの映像作品を見ているかのようです。

オマゴルの所属事務所はWMエンターテイメントといって、
先輩には男性グループB1A4がいます・・というかそれしかいない。
ただB1A4も一風変わったセンスの良い楽曲やMVが多くて、
きっちりとしたコンセプトとそれを表現するアタマを持っている事務所であることがわかります。

これで第1回放送分の曲紹介は終わり。
こうやって比べてみると、ミンジェの選曲が一番独創的だったような気もします。

そして、すぐに第2回の放送が迫ってきています。
まだまだ12名のシンガーたちが、グループの名誉と自分のアピールをかけて、
色んな曲にチャレンジしていってくれることと思います。
その中でミンジェがひときわ大きく輝くことを期待して止みません。



スポンサーサイト



SHARE

コメント 0

There are no comments yet.
SONAMOO ミンジェ出演:JTBC「ガールスピリット」歌唱曲聞き比べ